平素はReportsConnect for Salesforceをご利用いただきましてありがとうございます。
さて、SalesforceのSpring’25メジャーリリースで、 JDKロケール形式が廃止され、ICUロケール形式が有効化されます。
これに伴い、各コンポーネントのAPIバージョンを向上したパッケージを公開いたしました。
お使いの組織にてインストールをお願いいたします。
弊社HPの「無料版ダウンロード」よりパッケージを取得いただけます。
ReportsConnect for Salesforce バージョン1.41
https://www.reportsconnect.com/rc5#free
■パッケージの更新内容とインストール手順
・ICUロケールの有効化及び将来のAPIバージョンの廃止に対応するため、パッケージ内の各種コンポーネントのAPIバージョンを向上しました。
・パッケージをインストールするだけで、必要な対応は全て完了します。
・パッケージのインストール以外の設定変更(帳票レコードの設定やApexクラスの修正)は必要ありません。
■パッケージを更新しない場合の影響
・ReportsConnectのパッケージ内では、JDKロケールを使用している機能はありません。
・したがって、多くの組織では、パッケージを更新しなくてもこれまで通り帳票出力をご利用いただけます。
・しかしながら、お客様の個別の実装方法や、帳票設定によっては影響を受ける恐れもあることから、
ICUロケールに対応したパッケージバージョンを公開しました。
・将来的にSalesforceのAPIバージョン廃止等も予定されているので、余裕をもって1.41に更新いただくことをおすすめいたします。
■パッケージの更新時の注意事項
・パッケージのインストール直後に印刷処理を実行した場合にエラーが発生する事がありますが、
一度Salesforceからログアウトして再ログインしていただくと解消します。
・過去のバージョンでは利用可能であったオブジェクト定義、項目定義、Apexクラス、メソッド等が、
最新のバージョンでは廃止、非推奨になっている可能性があります。
特定の機能や項目でエラーが発生する場合には、該当部分が現在も使用可能な設定であるかをご確認ください。
■参考情報
Salesforceヘルプ:ICU ロケール形式の有効化 (リリース更新)
https://help.salesforce.com/s/articleView?id=release-notes.rn_customization_globalization_enable_icu_locale_formats_release_update.htm&release=246&type=5
以上です。
本件についてご不明な点等ございましたら、本トピックにご投稿ください。
今後ともRepoersconectのご利用をよろしくお願いいたします。